福井研修旅行

2000年10月21日・22日

キョークロ 寺田 理
 20~21日と、総勢12名で福井研修旅行へ行ってきました。ご参加いただいた会員の皆さん、強行軍での勉強会お疲れ様でした。特に桶谷社長はじめ日帰り組の皆さんには、ほろ酔い加減で宴会途中でのご帰京となりましたが、忙しい中ご参加いただきありがとうございました。
 さて、京都駅をスタートして、行きのバスの中では研修用ビデオ「人間だもの」を上映いたしました。こちらの方は「誰も見ていない?」こともないのですがほどよいBGMとなったようでした(^^;  まず顧問先である松浦機械製作所さんを訪れ、社長様からのご講演のあと見学会をさせていただきました。
 講演では、情報化時代になって、生産と企画・販売とのウエイトが逆転する環境にあっては、本当にずば抜けた製品(性能・品質・コストetc)を作る生産技術を高めることに特化するか、全てを自社もしくはグループで抑えること、あるいはその能力を備えることが出来なければ勝ち残ることは出来ない。また、生産で残っていくのであれば、当然ながら成長分野へ自分の位置をシフトしていくことが必要であるが、それはITや環境ということは言うまでも無く、情報通信にいたっては、携帯電話の次に光通信による情報革命がすでに始まっている。国内でも光ケーブル関連企業の株価は上昇するが、残念ながら海洋ラインを抑えているアメリカがこの分野においても一人勝ちすることになるとのことそして、光のスピードで情報が伝わることで現在のネットワークや速度に対応できないコンピューターそのものが、不要になるあるいは大きく形を変えることになると言うことでした。また「情報」は自分が出て行って、直接目・耳で市場やユーザーの声を聞かなければ価値ある情報は見えてこない。それをスピードを活かして決断し実行し商品化していくことが大切である。(社長の推奨書籍「iモ-ド事件」松永真理 角川書店)
 社長様とは、ご講演・見学会の後、発明協会の表彰式に出席されるためしばしお別れいたしましたが、夜の懇親会にもかけつけていただき疲れた顔一つ見せず、機青連と福井機械工業青年会のメンバーに激励のあいさつと、いつもながらに一人一人お酌をしながら話をされるというよりも、皆の話を聞いてくださいました。
 さらに翌日は懇親ゴルフにもご参加いただき、ご一緒いたしましたが寺田・川崎と言う機青連を代表するメンバーに恵まれ?ながらも(^^しっかりスコアをまとめられるところがやはりスゴイ。。。昼食の際に、イギリス工場撤退の話を聞きました。赤字が続いていたとは言え、解雇が非常にむずかしい国での あとの処理や撤退の大変さを知りながらも「自分が決断しなければ、誰も決断してくれない。引き下がる決断も経営者にとっては大切なこと。。」と話されたのがいつもの言葉とは少し違って、とても印象的でした。  長くなりましたが、語り尽くせぬ福井研修旅行。。清川メッキさんの見学会、さらに福井機械工業青年部さんとの交流会そして京都・福井の境なく、趣味に合わせて消えていく二次会・三次会。。(^^;

セイワ工業 東 憲彦

 工場見学では、各2台の縦・横マシニングを、パレットチェンジャ(自動倉庫のような形をしていました)でつなぎ、無人運転されている設備にはビックリしました。「部品の内作率は高い、国内の機械メーカーではトップクラスである」というお話を聞いてましたが、まさしくそのとうりだと思いました。この"ものずくり"に対するこだわりが、世界高水準の工作機を作るメーカーになられたんだと思いました。次回訪問させてもらえましたら、今度はもっとゆっくり工場を見学したく思います。
 福井機械工業青年部さん(略・福井さん)との交流会では、今回参加した我々と同年代でしたので、すぐに気が合い今までで最高の盛り上がりになりました。福井さんでは、会員全員がメールアドレスを取得しておられ、試験的ではありますが、会の連絡はすべてメールでしていくということです。これからのIT社会に向けて、全員で全力で取り組まれておられます。我々キセイレンでは企業によってまちまちではありますが、気を抜くと置いてけぼりになりそうな危機感を感じました。  最後に福井さんの印象ですが、我々キセイレンといっしょで「よく働き、よく遊ぶ(笑)」でした。

河原鉄工 河原 宏二

 見学会は、さすがに圧巻でした。特にリニアモーターのマシンの速さには驚きました。 ヘッドの動きで、風があるんですから・・・。 その勢いで機械が動かないか心配になるほどでした。(おおげさなく)  そしてみなさんご期待?のゴルフなんですが。着々と腕を上げ!!なんと145というハイスコアをたたきました。思えば2年前200近くをたたいたことから思えば、すごい進歩!!100を切る日ももう近い!?  (~_~;) I I KAGENNNISIRO