会社訪問  桶谷製作所

2000年12月13日

 第3回会社訪問委員会が(株)桶谷製作所さんにておこなわれました。私の感じたところをご報告させていただきます。
 この厳しい状況下において、工場を新たに広げられ、毎年のように設備投資が出来るのは何故だろうと、興味深々ででかけました。その答えは社長のお話の中に随所に発見することができました。「迫力」「気力」「馬力」「バイタリティー」「ガッツ」「エネルギッシュ」「パワフル」社長は人波はずれた<パワー>をお持ちでした。そしてその<パワー>を全身全霊で、会社に、社員さんにそそいでおられるのです。「会社にたずさわる人が豊かな人生を送れるのが夢」社長の一番根底にあるこの言葉が、その<パワー>の源でした。
 「夢は現実のものとできると信じる、そう<信念>を持つ、そう思うことで達成できる。この強い<信念>があれば、動揺もしなくなるし、一喜一憂する事もなくなる。」と強くかたってくださいました。個人的には一番心にひびいてきました。私は自信もなく、つねに動揺し、ちょっとしたことで一喜一憂してる毎日です。でも社長の言葉を聞かせていただいてる内に、「信念を持てば俺にも・・・」だんだんその気になってきたんです、不思議と。
 ここに社長の大きな<魅力>の中の1つがあったのだと思います。というのは、この日数名の社員さんが同席してくださったのですが、皆さん、いきいきとして、自信に満ちた溢れた目をしておられたのです。社長の<パワー><信念><魅力>が社員さんたちを育て、かつ、とても太い絆でつながっておられると感じました。
 その他「ノイローゼにならない経営者は経営者じゃない」「対等という意識で営業をしろ」「良くて、安くて、早く作れば、いくらでも仕事はくる」「ベース加工に関して世界に向かって発信していく!」等々の印象に残る言葉がございました。私が言うのもおかしいですが、皆さん忙しいと思いますがこういう良い機会にできるだけ参加して様々な意見を聞くということを是非是非おすすめいたします。
 最後になりましたが、お忙しい中お世話になりました桶谷社長、並びに社員の皆様、ありがとうございました。

<松原機械工作所 松原 俊司>